アプリ「ヴァンガード ZERO」で開催されるイベントのひとつ『シーズンイベント』では、
季節に合わせてキャラクターたちの日常を、描きおろしのストーリーやイラストでお届けしています!
登場キャラクターはイベントによって様々。
アプリ内の各種イベントストーリーをご覧になったことがない方も、
ヴァンガードキャラクターたちの新たな物語をお楽しみください!
シーズンイベントアーカイブ -秋祭り-
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わぁ~、人でいっぱい!
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もう、こんなに集まってるなんて!
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年に一度のお祭りですからねえ。
全国大会も終わりましたし、
たまにはこういうのもいいでしょう。
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でも、いいの?
私たち、もっと練習してた方がいいんじゃ・・・・・・
全国大会、負けてるんだよ。
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英気を養うのも大切です。
その方が、
次の大会でも力を出せるというものですよ?
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ミサキさん、
今日は一緒に楽しみましょう!
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・・・・・・うん
じゃ、今日だけはそうしよっか。
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よかった!
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それより、カムイさん。
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お祭り会場にたたずむ、エミさん・・・・・・
絵になってるっすね~。
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いや~。
ホントに、そうだよな・・・・・・
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カムイさん! 今日こそはここで、
エミさんのハートをキャッチですよ!
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EHCっす!
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そ、そうか!
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あ! あそこに、わたあめの屋台が出てるっす!
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カムイさん、エミさんにプレゼントですよ!
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よっ、よーし!
オッホン! ・・・・・・・・・・・・エミさん!
わたあめ、一緒にどうですか?
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わたあめ?
甘いものは最後にとっておきたいかも!
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そ、そうですよね~!
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・・・・・・カムイさん、一発で撃沈っす。
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KIGっす・・・・・・
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あ~っ、くっそ~!
また失敗した~!!
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あれ? お前らも来てたんだな。
何してるんだ?
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よお!
金魚すくいをやってるんだけど・・・・・・
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さっきから、
何度やってもすくえねえんだ!
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まったく、何やってんだか。
ヴァンガードファイトだけじゃなく、
金魚すくいでも「マケミ」ってか?
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何を~!?
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フフン。 ちょっと貸してみな。
こんなものはな~、こうして・・・・・・
よっ、と!
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おお! カムイ君、やりますね~!
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へへ~、どんなもんだい!
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おま・・・・・・なんでちゃんとすくえるんだよ!?
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こんなもんはコツなんだよ、コツ!
ファイトの時と同じでさ。
カードをライドする時の要領で、こう!!
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・・・・・・フ。 その程度か。
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その声は!
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俺に貸してみろ。
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てめー、櫂!
「その程度」ってのはどういうことだよ!
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いいから、ポイを俺に貸せ。
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何だよ、ちゃんとすくえんのかよ!?
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俺のやり方を見せてやる・・・・・・
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な、何ッ!?
一度で、3匹もすくったッ!?
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なんでそんなことできるんだよ!?
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わぁ~! 櫂さん、すごいです!!
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エ、エミさん!?
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カムイさん、まずいです!
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KMっす!
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くっそ~! こうなったら負けられねえ!
オレ様は一度に4匹行くぜ!
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だったら俺は5匹行くぜ!!
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・・・・・・まったく、金魚すくいなど
何の役にもたたない。
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それにしちゃ、
ノリノリに見えたけど?
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そんなことはない。
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だいたい祭りなんて、俺は・・・・・・
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好きじゃないってか? 楽しいのに。
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例えば、あれだ。
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ん?
「あれ」って、焼きそばの屋台のことか?
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いくらなんでも、あれでは焼きすぎだ。
油の量も多い。
それに加え、麺をひっくり返すときの、
手首の返し方。
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まるでなっていない・・・・・・
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お、おい。待てよ。
まさかお前、
「奴に代わって、俺が作ってやる!」
とか、言うつもりじゃないよな!?
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・・・・・・そんなことはない。
それより、三和。
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ん?
-
お前は、この祭りで
俺に見せたいものがあると言っていたが・・・・・・
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まあ、そう急ぐなよ!
後でちゃ~んと、案内してやるから!
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あの・・・・・・
いえ。
やっぱり、なんでもありません。
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アイチ君。
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本当に、たいしたことじゃありませんから。
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そうですか?
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でも、ほうってはおけません。
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え?
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今の、アイチ君のその顔は、
全国大会翌日の、
あの時とそっくりです。
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負けちゃったのを自分のせいと考えて、
とても落ち込んでいた、あの時と。
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あの後、櫂くんが、
僕に教えてくれたんです。
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今の僕は、まだ弱いけど・・・・・・
そんな僕でも、まだもっと、
強くなれるかもしれない、って。
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だから・・・・・・
だから僕は、もっとファイトして、
もっと強くなりたいんです!
-
うーん。
本当に、それだけですか?
-
え・・・・・・?
-
あ。アイチお兄さ~ん!
-
カムイくん?
-
そんなところにいたんですか。
お兄さんもこっちに来て、
一緒に金魚すくいやりましょうよ!
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・・・・・・うん、
いま行くよ!
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店長・・・・・・僕なら本当に、
大丈夫ですから。
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・・・・・・はい、わかりました。
-
・・・・・・
-
(僕、そんなにひどい顔してたのかな・・・・・・
本当は、店長の言うとおり、
ちょっとだけ、気になってるんだ)
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(僕はまだ強くなれるって、
櫂くんに言ってもらったけど、
もし、もしも、僕が)
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(そうなれなかったら、どうしよう・・・・・・?)
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(どれだけ練習を重ねても、
今とあまり変わらないかもしれない)
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(そんな風に、
いつまでもこのままじゃ・・・・・・
また、チームQ4が負けるだけじゃない)
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(僕は、櫂くんの期待に、
応えられなくなる!)
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・・・・・・
-
わ・・・・・・
誰、ですか?
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・・・・・・
-
櫂くん!
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その顔。
まだ、不安が残っているのか。
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え・・・・・・?
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どうやら俺が言ったことは、
お前に届かなかったようだな。
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ど、どういうこと?
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・・・・・・
くだらない心配にとらわれる奴は、
いつまでたっても強くはなれない。
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!!
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見込み違いだったようだ。
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え・・・・・・か、櫂くん。
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おい、三和。
-
悪い悪い。
俺も、金魚すくいに夢中になっちゃって。
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お、何だ。 アイチも一緒か。
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見せたいものがあるんだろ。
さっさと俺を案内しろ。
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まかせとけって!
アイチ、お前も一緒に行くだろ?
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いや、こいつは来ない。
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あ・・・・・・
ま、待ってよ、櫂くん・・・・・・
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・・・・・・
-
櫂くん!
-
櫂くん・・・・・・
-
あ、いたいた!
アイチお兄さん!
どうしたんです、あっちで待ってたのに。
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カムイくん。
-
あれ?
何だか、元気ないみたいですけど・・・・・・
何かあったんですか?
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え? ううん、そんなことないよ。
この場所が、ちょっと暗いから、
それで心細くなっちゃっただけだよ。
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そうですか? なら、いいんですけど・・・・・・
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えっと、金魚すくいだったよね。
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それより、お兄さん!
オレ、もっと面白いもの見つけたんです!
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ちょっと、一緒に来てくれませんか!
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え? 面白いもの?
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えへへ、こっちです!
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さあ、お兄さん!
着きました!
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これって・・・・・・!
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そうなんです!
ここで、秋祭りヴァンガード大会、ってのを
やってるんですよ!
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わぁ・・・・・・すごい歓声。
とっても盛り上がってるんだね。
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はい!
ちょうど今、挑戦中のファイターが、
連勝してるみたいなんです!
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あ、また勝ったみたいだ!
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連勝・・・・・・どんな人だろう。
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へへ~。
興味、沸いてきたみたいですね。
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え?
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だと思った!
今、デッキ持ってますよね。
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持ってるけど・・・・・・?
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やっぱり!
それなら、出場してみましょうよ!
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え・・・・・・ええ~っ!
ぼ、僕が!?
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はい!
全国大会に出たお兄さんが、
ここで飛び入り参加したら、
きっと滅茶苦茶盛り上がりますよ!
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オレも出ようと思ったんですけど、
デッキ、忘れてきちまって・・・・・・
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さ! お兄さん!
やっちゃいましょう!!
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た、確かに楽しそうだけど、でも・・・・・・
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(もしも、負けちゃったら・・・・・・)
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いいんじゃないでしょうか。
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店長!?
-
今のアイチ君には、
いいきっかけになるかもしれません。
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え・・・・・・
-
アイチ、参加してきたら?
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そうだよ! きっと盛り上がるよ!
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俺もエミさんに、賛成です!
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OEMっす!
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行って来いよ、アイチ!
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この最強デッキをお前に託してやろう!
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みんなまで、そんな・・・・・・
でも、僕・・・・・・
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は~い!
ここにいるお兄さんが、参加しま~す!
-
ええっ!?
カ、カムイくん!?
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あはは・・・・・・少し強引な気もしますが
思い切って、行ってみませんか?
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て、店長・・・・・・
-
って、
参加することになっちゃったけど・・・・・・
誰だろう、相手のファイターは。
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おぬしでござるか、
拙者の次の挑戦者は!
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え!? あ、あなたは!?
-
おお!
おぬし、先導アイチ君ではないか!!
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ニ、ニンジャマスターM!?
-
この人が、連勝中の対戦相手・・・・・・!
-
拙者は、ニンジャマスターM!
ヴァンガードファイトあるところに、
忍者あり。
-
お祭り会場だろうとショップ大会であろうと、
ヴァンガードへの拙者の想いは、
止められないでござるよ!
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それより、先導アイチ君!
次の挑戦者が君ならば、
相手にとって不足無しでござる!
-
拙者もただいま連戦連勝中!
この破竹の勢い、阻止できるでござるか!?
ハッハッハ!
-
は、はい・・・・・・
やってみます・・・・・・
-
?
-
どうしたでござるか、先導アイチ君。
何だか元気なさそうでござるが。
-
い、いえ・・・・・・
-
(ニンジャマスターさんは、こう見えても
結構強いファイターだ。
今日は、どう攻めてくるんだろう)
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(それで・・・・・・もし、
もし、僕が負けちゃったら・・・・・・)
-
・・・・・・
-
喝!
喝、喝、喝、喝、喝! でござる!!
-
うわ!?
ニ、ニンジャマスターさん!?
-
大切なファイトの前だというのに、
何を心配しているでござるか?
もしや、このファイトの行く末を、
心配しているのではござるまいな。
-
え?
-
だとすれば、笑止千万!
-
!!
-
ファイトがどのように転ぶかは、
やってみるまではわからぬでござる。
ファイターの実力はもちろんでござるが、
時の運にも左右される部分もないとは言えぬ。
-
故に、あれこれ心配するよりも、
思い切って前に出て、
スタンドアップするべきなのだ、と。
-
拙者は、信じているのでござる。
-
あ・・・・・・
-
(櫂くんが言ってたことと、同じ・・・・・・
その通りだ。
ここで心配してても、始まらない)
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(勝つか負けるかを心配するより、
今は、思い切って飛び込んでみるべき!)
-
あれ?
アイチ、さっきまで元気なさそうだったのに。
ちょっと、雰囲気変わった?
-
お兄さん、
やる気になって来ましたね!
-
ふむ、いいですねえ。
やっぱりファイトは楽しまないと、ですよ。
-
(思い切って、ファイトに飛び込んで)
-
(そうして、
ファイトを積み重ねていかない限り
僕は、強くなることはできないんだ!!)
-
ありがとうございます、
ニンジャマスターさん!
思い切って、ぶつからせてもらいます!
-
その意気でござるよ、先導アイチ君!!
それでは、デッキを構えるでござる!
-
もう、準備はできてます!
-
ほお・・・・・・
いい顔をしているでござる!
それでは、行くでござるよ!
-
はい!
-
スタンドアップ!
-
ヴァンガード!
-
・・・・・・
-
・・・・・・
-
・・・・・・無念でござる。
-
が、いさぎよく敗北を認めるでござる。
拙者の連勝記録、破れたり!
勝者は、先導アイチ君でござる!!
-
今日はお手合わせ、
ありがとうございます、ニンジャマスターさん。
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おかげで、
大切なことに気づくことができました!
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わあ、アイチが勝った~!
-
完勝だったね。
-
さすがです、お兄さん!
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ちょっとちょっと、カムイさん。
-
ほら。 あの、隅の方で見てるふたり・・・・・・
-
ああっ!
-
どうしたの?
-
あれ、三和と櫂のヤローじゃねーか!
お~い、三和~、櫂~!
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おー?
-
やっぱ、お前たちも来てたんだな。
-
お前たちも見てたのかよ!
-
俺がこいつを連れてきたんだ。
見せたいものがあるって言ってな。
-
こんな小さな場所でのファイトでも、
意外な凄腕ファイターが見つかることが
あるからな。
-
何だよ~。 いるんなら、
一緒に応援してくれりゃよかったのに。
-
悪ぃ悪ぃ、
気づかなかったんだ。
-
お前の背が、小さすぎてな。
-
何ィ! もういっぺん言ってみろ!!
-
すごく楽しいファイトでした。
やっぱり、ヴァンガードって楽しい・・・・・・!
みんな、あの・・・・・・心配かけてごめんね。
-
いいファイトだったよ、アイチ。
-
迷いが、吹っ切れたみたいですね。
-
店長・・・・・・
-
ふふ。
顔に書いてありますよ。
-
心配して何もしないより、
思い切って動いた方が、いい時というのが
あるんです。
今のファイトが、そうだったみたいですね。
-
はい。 ありがとうございます、
店長!
-
ああ、
今日は本当~に、いい祭りだったな。
-
森川くん?
-
なんたって、ニンジャマスターMのファイトを、
またしても間近で見られたんだからな。
な、アイチ! お前もそうだろ!?
-
え? あ、うん。
-
俺、ニンジャマスターの大ファンなんだよな~。
あのカッコよさ! くぅ~たまんね~!
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そ、そういえばそうだったね・・・・・・
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皆さん!
このあと、花火が上がるそうですよ。
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さあ、こっちこっち!
ここが花火見物の、一番の特等席ですから!
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ミサキさん、一緒に行きましょう♪
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うん・・・・・・ふふ、前を見ないと転んじゃうよ。
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あの・・・・・・
櫂くん。
-
・・・・・・
-
ファイト、見ててくれたんだね。
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・・・・・・
・・・・・・俺は、三和に連れて来られただけだ。
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俺が戦いたくなるような、
強いファイターがいるかも、と。
-
う、うん。
-
・・・・・・
そんなファイターがいなければ、
さっさと帰るつもりだった。
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そ、そうだよね・・・・・・
-
え?
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でも、櫂くん
僕のファイトを、最後まで・・・・・・
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それって・・・・・・?
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くだらない迷いは、吹っ切れたようだな。
-
櫂くん!
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皆さん!
花火が上がりますよ!!
-
す~~~っごくキレイ!
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本当。
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た~まや~!!
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しかし、こうやって皆で、
祭りの花火を見上げるってのは
実に風流、ってヤツ?
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風流、か。
浴衣があればもっと「らしく」なったかもね。
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いいですねえ。
来年は、ぜひそうしましょう♪
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じゃ、店長。
来年はカードキャピタルで、俺たちの浴衣を
作ってくれるってことで、ヨロシク。
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えぇっ!?
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花火、きれいだね。 櫂くん。
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そうだな
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・・・・・・
(今日はすごく、楽しかったな)
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来年もまた、
みんなでお祭りに来ようね。
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先導アイチ、櫂トシキの浴衣姿のファイトスキンやマイルーム家具、スリーブなどが
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アプリ内ではクリスマスや温泉合宿、お花見にバレンタインなど、
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